カンボジア シェムリアップを旅する女子の皆さんは、「どんなスパに、つか、スパ 何カ所まわろうかしら~~~!」とワクワク計画していることと思います。
ところで、その中に「チュポン」を体験できる施設はあるでしょうか?
あまり知られていないのですが、カンボジアにはそう呼ばれる、古い時代からの伝承医療があるんです。
今日はそんなチュポンについて、それを受けられるスパ3カ所のご紹介と、「そもそもチュポンってどういうモノ?」というお話など。
チュポンって何?
チュポンを一言で表すならば「カンボジアのハーバルスチームサウナ」って感じでしょうか。
韓国のよもぎ蒸しを想像していただければかなり近いかと。
チュポンは、そんな、「世界各国の薬草サウナ文化」の中でも、特にアーユルヴェーダの流れをくんだものだそう。
一人用のテントに入り、椅子の下に置いた素焼きのツボにさまざまなハーブを入れ、煮詰めた後に出てくるスチームを体に当てるという仕組みです。
皮膚から、口から鼻からスチームが体内に入り、毛細血管をめぐります。
チュポンによって期待できる効果とは
チュポンは、クルクメール(1000年以上前から活躍するカンボジアのお医者さん)によって伝えられるもの。
もともとは産後の女性のために考えられたんだそうです。そのため、体力回復や心身強壮の役割が。
東洋医学は未病に対応するもの、なんてよく言われますが、なるほどチュポンもそんな要素(予防医学)が強いみたいですね。
とはいえ、期待される効果は使用ハーブによって変わってきます。
前述の体力回復のほか、なんと美肌、美白や整腸作用、毒素排出、ダイエット、血行不良やストレス改善などにも良いそう。
中には、男性に嬉しい、加齢臭抑制効果があるものも?!
チュポンのここがすごい
私も、シェムリアップ滞在中に2度体験したのですが、特にうれしいのが、「熱すぎないこと」。じわじわ、そして長く大量に汗をかくことができるので、本当に気持ちいい。
フレッシュなハーブの香りも気分がいいし。
そういえば、最近、日本でも通常のサウナよりもスチームサウナを好む人が増えていますよね。
それに、暗い一人用のテントの中でゆっくり過ごせる事も、リラックス効果に影響ありそう。
…ということで、チュポンについて、いかがでしたでしょうか。
みなさんもぜひ、カンボジアを訪れたならチュポンを体験してみてください!
シェムリアップで「チュポン」が受けられるスパ一覧
SPA KHMER(スパクメール)
住所:salakam reuk commune, siem reap, Cambodia
電話:+855 011 345 039
まずご紹介するのは、「カンボジアハーブの伝道師」こと篠田ちひろさんが立ち上げた一軒家スパ「スパクメール」。
私が訪れたとき、ちょうど、あの某有名女優Aさんも来ていました!
後日、「アンコールワットの謎に迫る」的なBSの番組のナビをしていたのを拝見。「あ、あの時収録してたのね」と妙に納得。
と、話がそれましたが、ここ、マジでお勧めです。
Samathi Spa(サマティスパ)
住所: No. 378, Sombai Road, Wat Damnak Commune, Siem Reap
ホテル Chez Moi Suite and Spa(シェ モア スイート アンド スパ)最上階
電話:+855 063-765995
サマティスパは、前回ご紹介したホテル「シェモア スイーツ」の屋上にあるスパ。
ちょっと珍しい、小屋型チュポンを体験できます。お友達と楽しく受けたい方はぜひ。
宿泊者向けの無料メニューや割引メニューが豊富なので、どうせなら同ホテルに泊まることをおすすめします。
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ライターのサマティスパ 体験記事はコチラから
Mudita Spa(ムディタスパ)
住所:#0369 NR6, Krong Siem Reap, カンボジア
電話:+855 63 964 406
「ムディタスパ」は、国道6号線沿いにある5つ星ホテル「ボレイ アンコールリゾート」内にあるスパです。
シェムリアップで一番初めにチュポンのサービスを提供した場所。
ほんの数年前まで唯一の存在でした。
大きなホテル内の施設なので、合わせてカフェやレストラン、ショップ、プールなどレジャー施設のように楽しめるのがここのメリットでしょうか。
ジャグジーも利用できます。