カンボジア伝統料理の代表的なものとして、ガイドブックなどに必ず載っているのが「チュナンダイ」と呼ばれる鍋料理です。
カンボジアは、通年、日本の夏のような気候なのですが、意外なことに鍋をよく食べるんだそう。
というわけで、地元の方も通うローカルレストランにて、このチュナンダイを体験してきました!
チュナンダイとは?
「チュナンダイ」は、土鍋を使った牛スープベースの鍋料理。
(「チュナン」は「鍋」、「ダイ」は「土」の意味)
このチュナンダイ、日本の鍋とは、具材がチョーっと違います。
まず野菜を入れ…
それからキノコ(マッシュルーム)、
揚げ豆腐、牛肉、溶き卵を回し入れ、ふわふわに仕上げます。
そのあと、〆には米麺を。
これがまたおいしい~!
牛のスープがベースになっているので、タレや調味料がなくても、そのままで十分いただけます。
ある程度食べ進んだ後、ライム、塩、胡椒などを使って味を変えるのがオススメです。
いずれにせよ、あっさりとした味なので、かなりたくさん食べられる!
不思議なことですが、日本の真夏のような気候の中、不快なくペロリと完食してしまいました。
なるほど、みんなが大騒ぎして食べにくるはず…。納得のおいしさでした。
…ちなみに、牛肉だけでなく牛の脳みそ(!)を入れることもあるそう。そんな「もう1ステップ、ディープなチュナンダイ」を食べたい人は、牛鍋専門店「Romdol Siem Reap(ロム ドゥル シェムリアップ)」をオススメします!
チュナンダイが食べられるレストラン
スープドラゴン
私が、シェムリアップ滞在中に一番通った「スープドラゴン」。
さまざまなクメール料理がいただけるレストランですが、特に名物なのが、今回ご紹介しているチュナンダイなんです。
2~3人前で12ドルほど。私たちは5人で訪れましたが、一品料理なども頼んでいたため、十分な量でした。
ご一緒に生春巻きや、ココナッツジュースもどうぞ♡
スープドラゴンは、シェムリアップの中心部、パブストリート沿いにあり、アクセスも抜群です。
詳しくは、「シェムリアップで一番通ったレストラン「スープドラゴン」」の記事をご覧くださいね。