カンボジア シェムリアップは、欧米人のアッパー層からも人気の観光地で、それなりに整備されたラグジュアリーなホテルや施設も多いのですが、そこからほんの30分ほど移動すると、「ド・田舎」と言ってもいい、ローカルなエリアが広がっています。
今回のカンボジア女子旅では、そんな地域にも足を延ばしました。
そこで触れた彼らの生活とは。
バコン寺院 オプショナルツアー一覧
私は、シェムリアップの高級スパ「スパクメール」のツアーで体験しました
今回訪ねた「バコン村」周辺はこんな感じ
まずは、その位置関係について。
訪ねたのはシェムリアップから東へ車で30分~ほどの場所。
正直、はっきりとした場所がよくわからないのですが(笑)現地の人によると、「バコン遺跡バコン村と呼ばれる場所よりもさらに奥に来ています。」とのことでした。
*ちなみに…バコン遺跡は「ロリュオス遺跡群」の1つ。
オプショナルツアーなどでは、たいてい、さらに北東の位置にあるベンメリア遺跡と一緒にめぐる事が多い場所です。
帰国してから、ストリートビューでぐるぐると調べなおしてみたところ、「アンシエント貯水池」とか、「Totung Thngai Temple」「Trapeang Phong Temple」のあたりなんじゃないかな…という結論になりました。
このあたり数キロはほぼ似た景色が広がっています。
↑このような赤土の道に、高床式の住居がポツポツ…と建っています。
建物自体は意外と立派なものも多くって、豊かさを感じました。
お庭のお花なんかも、丁寧にお世話されていて。
そして、食料品や日用品を売る商店も結構ありました。通常の住居の数からすれば割合的に多い印象です。
驚いたことに、最近は学校も出来たそう。
動物は圧倒的に牛ばっか(笑)
そして、東南アジアおなじみの、野放しになってる犬。
バコン村周辺の子供たち
この村に来て、なにより印象的だったのは、やはり子供たち。
突然やってきた外国人の私たちにも屈託なく笑いかけてくれます。
飴玉を上げると飛びあがって喜ぶさまが可愛い。
あと、小さい子たちは基本的に裸なんですね。
写真↑↓は、ハンモックに寝かされあやされている赤ちゃん。
こっちが心配になってしまうほどの勢いで、ブンブン揺らされていました(笑)
ハーブ畑の様子
ひととおり案内してもらった後は、ハーブ畑の見学を。
実はここ、シェムリアップにある日本人経営のスパ「スパクメール」が契約している畑なんです。
収穫されたハーブは、施術に使ったり、バスティーの材料になったり。
ハーブの種類の説明を受けながら、
収穫!
ハーブの他にも、
パパイヤを棒で突っつき落としたりとか、
ジャックフルーツの木を見せてもらったり、
少し離れた場所には、ドラゴンフルーツの木も(初めて見た!)。
それにしてもさすが?カンボジア…。
↓アイフォンで写真を撮っていたら、こんなメッセージが出ました。(これも初めて見たわ!)
ランチしました
ツアーの締めくくりは、貯水池に張り出すように作られた東屋でのランチ。
この東屋は、スパクメールのスタッフさんと地元の人たちが中心になって作ったんだそうです。
さっきまで、アイフォンのカメラがおかしくなるほどの暑さでしたが、さすが水の上。
木で作られた床は、思いのほか冷たく、風が通り涼しい。
収穫したハーブやフルーツを切り、
持参したサンドイッチやサラダと一緒にいただきます。
外に目を凝らすと、ハスの中に、水牛に乗っかって移動する鳥が。
水中でなにやら作業する人もいました。
「はぁ~~カンボジア」
という私たちにとっての非日常がそこにあります。なんとも癒される景色。
スパクメールのスタッフさんによると、この周辺は「アプサラエリア」と呼ばれる神聖な場所でもあるそう。
そこに、実際にハーブを仕入れている農家さんたちのリアルな生活も存在している。
ラグジュアリーなスパだけでなく、こういう景色を見れたことは、なんとも貴重な経験になりました。