カンボジアに行ったら、受けずには帰れない、ラグジュアリーなホテルスパ。
いや、今、それ以上に贅沢でゆっくりと癒されるスパが、シェムリアップの地において話題になっているのをご存知でしょうか。
それは…このサイトでもたびたび紹介させてもらっている「カンボジアの伝道師」こと篠田ちひろさんが新しく作った一軒家スパ「Spa Khmer(スパクメール)」!
今日は、そんなスパクメールについて、そこに込められた想いや、体験レポートまで、まるっとお届け!
一軒家スパ「スパクメール」に込められた想いとは
さて、体験レポートの前に、ちょいとスパクメールについてお話したいと思います。
こちらスパクメールは、前述のとおり篠田ちひろさんという日本人女性によるリラクゼーション施設。
カンボジアでたまたま出会った「チュポン*」に魅せられ、それを日本に伝えたい!と、チュポンを自宅で疑似体験できるコスメプロダクトを開発したのが、彼女のカンボジア事業のはじまり。
そのとき作られたブランドが、以前このサイトでもご紹介した「クルクメール」であり、チュポンを疑似体験できる入浴剤がここの「バスティー」です。
そしてこの度、ついに、チュポンそのものを提供するスパを作った…という経緯があるんです。
スパクメールのスタッフ教育
コチラのセラピストさんは、現地カンボジアの少女たち。
現地の雇用を増やす、というのも篠田さんの目標の1つ。
そのため田舎の農村出身の子が多いとか。
そんな彼女たちは、なんと5か月もの長いトレーニングの後、厳しい試験をクリアして、スパクメールのセラピストとして働いています。
写真(下)は、ここスパクメールの立ち上げメンバーでもあり、そして彼女たちの教育係でもある上原弥生さん。ニャックルー(女の先生という意味だそう)と呼ばれています。
スパクメール体験レポート
さて!前置きが超長くなってしまったのですが、お待たせしました!スパクメールの体験レポートをお届けしたいと思います。
トゥクトゥクに乗りスパクメールへ
日本語も堪能、そして日本食大好き!という専属ドライバーコンさんのトゥクトゥクに乗り、スパクメールにきました。
キュートな日本人スタッフさんに迎えられ、照れながら入店。
フロントではここのために、わざわざオーダーメイドで作ったという、ヘチマのランプにも注目してください!
レセプションには、クルクメールの商品が並んでいます。
そこを抜けると、椅子のある広いスペースに。あ!左奥から篠田さん登場!
まずはこちらのスペースでウェルカムドリンクを。
日本ではあまり見ない、バタフライピーを使ったドリンクでした。
体質診断チェックシートから足湯~
水分補給した後は、ハーブガーデンの方へ。
スパクメールでは、この広いガーデンにある小屋で施術が行われます。
その中に、数か所、東屋(あずまや)のような場所もあり、こちらでカウンセリングしてもらいました。
体質改善シートに回答していき、その日の内容をある程度決めます。
引き続き東屋にて。私たちは、まずはハーブの足湯から。
「ハーブの伝道師」が選んだ、カンボジアハーブ。
ビジュアルからしてもうたまらない感じですね。
このほか、ここスパクメールで使われているハーブも見せてもらいました。
トリートメントルーム(小屋)へ
足湯が終わり、各自トリートメントルームに案内されました。
個室…というより、それぞれが”離れ”になっている小屋です。
そんなトリートメントルームの内部は↓こんな感じ。左手にはチュポンのテントが見えます。
スパクメールのメニュー お値段
さて、ここでスパクメールのメニューとアバウトなお値段についてご紹介しておきましょう。
スパクメールには、
1.シュガーパームボールマッサージ=オイルを使わない全身マッサージ
2.ハーバルアロマセラピーマッサージ=カスタマイズされたオイルを使用したマッサージ
3.スクラブ&チュポン
4.ハーバルボディー&ヘアラップ
5.フルレッグマッサージ(ヒザ下中心のマッサージ)
などの単体メニューと、そしてそれらを組み合わせたパッケージメニューが用意されています。
お値段はやはりパッケージメニューの方が圧倒的にお得になっていて、90分で55ドル、120分で69ドル…ほど。シェムリアップでは最高級レベルのスパですが、日本の物価と比較すると3分の1くらいのお値段になるでしょうか。安い!
スパクメールの感想!いよいよ施術へ
まずはチュポンから
小屋に入って着替えを済ませたら、まずはチュポンです。
ハーブを煮詰めたスチームが充満するテントへ入り、10分?15分?ほどそれを楽しみます。暗いテントの中は一種の瞑想状態にもなれる、リラックスタイム。
チュポンで気持ち良い汗を流し、十分に筋肉を温めたのち、オイルマッサージが始まります。
オイルマッサージ スクラブマッサージ
今まで、鍬を持ち、畑を耕していた彼女たちの指先は想像以上に力強く、流れるような動き。
日本人と比較すると圧倒的に体温の高い手のひらも、セラピスト向きなのかもしれません。
この日はスクラブなどの施術も。もちろんスクラブ剤も、自然のものが使われています。
こんな夢のような時間が2時間近く続き、ウトウトとしてきたところで施術終了。
フィードバック
シャワーと着替えを終え、レセプションの方へ戻ります。
この籐の椅子がまた、雰囲気満点なんだよねぇ。
フィードバックしてもらいながら、スイカジュースを。
今の体と心の状況が書かれたメモまでいただきました。ここで勧められたハーブなどを参考に、お土産の入浴剤を選んでもいいですよね。
フー…
ってなワケで、私のスパクメール体験は終了したのでした。
いかがでしたでしょうか!
シェムリアップの最高級スパ「ガーデンスパ」「一軒家スパ」、スパクメール。
みなさんも、カンボジア伝承医療であるチュポンと、技術の確かなセラピスト少女たちのマッサージを、ぜひぜひ体験してくださいな。本当におすすめです。
ここでの体験を動画にもまとめています。
施術中の様子なんかもありますので、よかったらご覧くださいまし~。
スパクメール アクセス&地図
住所:salakam reuk commune, siem reap, Cambodia
電話:011 345 039