「アンコール遺跡ってアンコールワットだけじゃないの?!」
そうなんです。意外と知られていないのですが「アンコールワット」は、100個ほどもある「アンコール遺跡」の1つにすぎないのです。
というわけでこの記事では、そんなアンコール遺跡群の中から特に「ココは見ておいた方がいいよ!」という遺跡を5つ、ランキング形式でご紹介したいと思います。
アンコールワット
1位はこちら。
これは誰も文句ないでしょう(笑)飛び抜けて有名な遺跡「アンコールワット」です。
ユネスコ世界遺産(文化遺産)である「アンコール遺跡」の中でも、ダントツ人気ナンバーワン。シェムリアップを初めて訪れて、ここを見ない人はいないでしょう。
クメール建築の最高傑作だといわれるアンコールワット。
文化的価値はもちろんのコト、その美しさもまた筆舌に尽くしがたいものがあります。
ここを訪れた際には、「逆さアンコールワット」「アンコールワットのへそ」「天国と地獄のレリーフ」「裏アンコールワット」「400年前の落書き」など、さまざまな見どころも一緒に楽しんできてくださいね。
詳しく知りたい方は、「ガイドブックには載っていない、アンコールワットの楽しみ方教えます!」の記事でチェックを♪
タプローム遺跡
女子旅ライターKがおすすめする、アンコールワットに次ぐアンコール遺跡は「タプローム」です。
アンコールワットなどと比べるとこじんまりとした遺跡ながら、その神秘的で退廃的な雰囲気は、一見価値あり。
アンジェリーナジョリー主演の映画「トゥームレイダー」のロケ地としても有名です。
ジャングルの中の荒れ果てた遺跡を、カジュマルの木が覆いつくすようにからまり、独特の風景を作りだしています。
こちらも、アンコールワットと並んで「ハズせない」観光スポットの1つです。
もっと詳しく知りたい方は「トゥームレイダーのロケ地 タプロームの見どころ紹介」の記事でご確認下さい。
アンコールトム(バイヨン)
アンコール王朝時代、もっとも栄えた都跡「アンコールトム(バイヨン)」。
その大きさはなんとアンコールワットの約4倍!
中心寺院である「バイヨン」には、50ほどの塔が乱立し、それらには4方向を向く尊顔が形作られています。
何をとってもド迫力。
アンコールトム遺跡には、このバイヨンのほか、象のテラスやライ王のテラスといった有名遺跡も点在しています。
もっと詳しく知りたい方は「シェムリアップ最大の遺跡 アンコールトムを訪ねました」の記事でご確認下さい。
ベンメリア
4番目にご紹介する「ベンメリア」は、やや通好みの遺跡です。
その位置も、アンコールワットやタプロム、アンコールトムからは約40キロ離れた場所にあります。
ここの魅力はなんといっても、いまだに謎が多いところ。
現在も、ほとんど修復されずに、ジャングルの中にひっそりとたたずんでいるんです。
もしも、その全貌が解明されたら、その規模はアンコールワットよりも大きいのではないか、と言われているそう。
周辺ジャングルではいまだ地雷撤去中。
ここを訪れる際は、遺跡からあまり離れずに楽しんでくださいね。
別記事でご紹介したバコン遺跡、バコン村の周辺とまとめて楽しめるオプショナルツアーを利用するのがいいかもしれません。
ちなみに、天空の城ラピュタのモデルだといわれているそうですが、ガセの可能性が強いとも。
プリヤカーン
最後にご紹介するのが、ランキング2位のタプロームと同じく映画「トゥームレイダー」のロケ地である「プリヤカーン」。
アンコールワット、アンコールトム、そしてタプロームから近い位置にあるため、まとめて観光するのに便利です。
こじんまりとしていて静かな遺跡。
現在、国立博物館におさめられている「聖なる剣」が発見された場所としても有名です。