芸能人もお忍びで訪れる、シェムリアップの一軒家スパ「Spa Khmer(スパクメール)」。
このサイトでもたびたび紹介させてもらっている「カンボジアの伝道師」こと篠田ちひろさんが作ったスパです。
ここではスパメニュー以外の様々な体験型プログラムが用意されていて、単なるスパとは一線を画しています。
このページでは、そんなスパクメールで体験した「ハーブガーデンツアー」「コスメ作り」についてご紹介したいと思います。
*スパクメールに関しては、以下の記事もご参照ください。
そもそも「スパクメール」とは?
カンボジアに古くから伝わるハーブ医療の考えに基づいた、美容、癒し、デトックス、を提供するスパ。
内戦によってクルクメール(カンボジアの医師の事)を含む多くの知識人が殺されたため、口承で伝えられていた技術のヒアリングには苦労を要したそう。
スパクメールでは、地元の雇用を増やすなどのエシカルな活動にも力を入れていて、セラピストさんたちは田舎の農村出身者が多いのだとか。
彼女たちはなんと、5か月もの長いトレーニングの後、厳しい試験をクリアしています。
スパクメールの体験型プログラム
さて、スパクメールのマッサージや施術に関しては別記事で詳しくご紹介するとして、ここでは冒頭の宣言通り、「ハーブガーデンツアー」と「手作りコスメ体験」2つのアクティビティについてレポしていきたいと思います。
ハーブガーデンツアー
まずはハーブガーデン見学から。
スパクメールのフロントから建物内に入ると、センスの良いラウンジに通されます。ここで体質改善シートなどを使いカウンセリングを行ったあと…
…施術用の小屋、そして休憩用の東屋が数件並ぶ、広いハーブガーデンに出ます。
このガーデンには、メディカルハーブをはじめとし、様々な植物が栽培されています。
聞いたことがないハーブも多数。
こぶみかん(カファライム)、ローゼル、のこぎりパクチー、ポンツクショウガ、ガランガル、ウコン、パンダン…
「カンボジアといえば!」な、胡椒や、マンゴーの木までありました。
ツアー用でしょうか、看板が立てられ、わかりやすい解説があります。
↓見学の様子はぜひ動画でも。
ちなみに、このガーデンで採れた植物は、足湯などにも使用されます。
日本では考えられませんが、マンゴーまで入ってる!(笑)
それから、お庭で提供されるランチ(そういうパッケージもあるのです)でも使われていました。
↓生春巻きに入っていたノコギリパクチー。絶品。
手づくりコスメ体験
またスパクメールでは、コスメづくりを体験するメニューもあります。
私たちはこの時、自らの手でココナッツオイルを作る…という貴重で楽しい経験をしました!
この時作ったオイルは、実際にヘッドスパの時に使われました。
現在スパクメールでは、入浴剤や石鹸を手作りするメニューが用意されているみたいですよ。
体質に合わせてハーブを組み合わせて作る入浴剤…。最高ですね。
ちなみに、私はココの入浴剤が大好きで、行く度複数個買って帰ります。(物販もあるのです、ここ。)
…というワケで、有名スパ「スパクメール」で体験可能なアクティビティ2つ、いかがでしたでしょうか。
気になる方はぜひ、通常のトリートメントだけでなく、こういったオプションがついたメニューを予約してみてくださいまし!
日本人経営のスパですので、言葉ももちろん問題ありません。
スパクメール アクセス&地図
住所:salakam reuk commune, siem reap, Cambodia
電話:011 345 039